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Beyond the Silence

Sound of Science

CNSのいらない留学先の見つけ方

留学

留学準備記事、ずいぶん前に書いたけど日の目を見ていなかったもの。

 

留学先の見つけ方を書き綴ってみた。

自分は運が良かっただけかもしれないし、分野によって全然違うと思うので、あくまでも参考に。

要約すると

  • 世界で勝負できる技術/知識を大学院時代までに蓄える
  • 自薦/他薦が可能なコネクションを構築する
  • 結局は運とタイミング

 

タイトルにあるCNSはご存知、Cell, Nature, Scienceの頭文字を取ったもので、姉妹紙を含めてこれらのIF (Impact Factor)が大きなPaperを持っていれば選択肢は間違いなく広がる。しかし誰もがそんな大きな実績を持てるわけではなく、中堅の雑誌の論文があれば良いほうかもしれない。逆に、20代〜30代前半でCNSゴロゴロ持ってるスーパーサイヤ人は、ポスドクなどせずにさっさと独立して自分のラボを持ったほうが良い。以降、自分含む普通の研究者目線。

 

分野によって論文の書きやすさ、その生産性も違うので一概には比較できないが、自分の場合は大学院時代に書いた4点台の論文ひとつで留学先にアプライした。当該分野では4番目くらいの雑誌。

 

ポスドクの求人は定期的に雑誌や学会のWebサイトに上がってくるが、そこには通常数十の、有名なラボになると数百の応募が殺到する。そんな状況で、CNSなしでも選んでもらえる方法とは?

 

それは、ある意味マーケティングにも通ずるのかもしれないが、先方の需要とこちらの供給、すなわち実験技術/背景が一致することかなと思う。ポスドクのアプライに添付されるCV (Curriculum Vitae)という英文履歴書に記入する職歴、業績、スキルの欄に書ける、世界で通用する何かを持っていることが必要。尖った専門分野を (高いピークにおいて)持っていれば、それを求めているラボは世界のどこかにきっとある。

 

そして、忙しいPIが確実にCVに目を通してくれるためにはやはりコネも欠かせない。国際学会に出かけて顔と名前を売り、自分の最も得意とする勝負できるスキルが一目瞭然な演題を出せるとgood。

自分が参加した学会では、ポスドクを探してるラボのPIとポスドク先を探している研究者が、お互いに識別するためのシールを名札に貼る形式になっていてわかりやすかった。そこで良いマッチングがあれば、意外と簡単に留学先が決まったりする。あとは運とタイミング次第。

 

免疫や癌研究など、膨大な研究者がひしめく分野だと話が全然違ってくるかもしれないが、ニッチな分野だとそこそこいけるかも。

 

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