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Beyond the Silence

Sound of Science

人事と新人

ラボに新人さんがやってきた。

絵に描いたような金髪長身の北欧美人。自分の後任である。数か月オーバーラップするので、その間に実験の継承に必要な技術と知識を習得して頂かねばならない。大学院ではnanobiologyを専攻していたらしい。共通点がなさすぎて話すことがない。

まぁなるようになるでしょう。 それにしても緯度が高いと色素が薄い。

 

 

そして自分の帰国後の人事が決まった。

医師の研究者は、留学中も日本の所属先と関係があることが多く、人によってはそこから給料が出ている人もいる。自分の場合は医局所属なので医局から出向という形で、日本からの給料は無し。

それでも、帰国後に就職先があるというのは、非医師研究者の方からすると羨ましい側面もあるようだ。逆にいうと教室 (医局)の人事で動くので、自由がないということでもある。ちょうど面白いデータが出たところなので、もっと突き詰めて実験したかった。残り数か月という時点で、論文の投稿>査読>再投稿のスケジュールを考えると時間切れだ。日本とこちらとで連携をとりつつ仕上げていく感じになるだろうか。

 

帰国後の勤務先は昔働いていた病院なので、慣れるのは早いと思う。が、忙しさも半端じゃないので、実験する時間がとれるかどうか。家族と過ごす時間の大切さもこちらで知ってしまったので、何としてでも一人三役を両立 (この場合、鼎立?)させたい。

前ラボ (大学院時代)のボスから新しいトランスジェニックマウスを手に入れたとの連絡があり、自由に使って良いとのこと。早速実験プランを考え中。こういうところは基礎研究に向いているのだろうな。能力云々は抜きにして・・・。ノックアウトマウスも自分のために維持してくれているのがあったりして、本当に有り難い。期待には応えたいと思う。今年大学院に入った後輩の指導もしないといけないし、多忙な日々になりそうだ。

 

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もうすぐ春、と言いつつ何度も蘇る冬。いい加減にしてほしい。こちらの開花予報は4月中〜下旬。