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Beyond the Silence

Sound of Science

研究留学のもうひとつの醍醐味

帰国して1か月近く経ち、ようやく日本の風土に慣れつつある今日この頃。

 

そんなある週末、留学中にお世話になった人々のうち、今近くに住んでいる2家族と食事会をしてきた。

 

自分の留学した町はそれなりに日本人研究者も多く、家族で来ている人、単身で来ている人、最初の数ヶ月経ってから家族を呼び寄せる人、家族を先に帰して残る人など様々であった。

その中でどうしても子供の年齢など家族構成が近い同士で仲良くなるのだが、研究者だけでなく企業の駐在員の人達とも知り合う機会がたくさんあった。

 

日本にいたら決して出会うことのなかった人達と、短期間にたくさん巡り会うことができ、人生の考え方に影響を与えるような出逢いもその中にはあった。日本に帰ればまたそれぞれの職場に戻っていく (人もいるし、新たに就職活動をする人もいる)のだが、帰国してからも付き合いが続くような関係をいくつも作れたということだけでも、留学して異国で暮らした価値があるというものだ。

 

 

もちろん研究者の世界は結果が全てで、論文というわかりやすくも残酷な結果を出していかないと世に認められることはない。自分は幸いにして (そんなにビッグジャーナルではないが)結果にも恵まれたので幸運だったが、それを実現させてくれたのはあそこにいたたくさんの人々の力でもある。

 

組織のまとめ役みたいなものも経験し、しなくてもいい苦労をしているなと思った瞬間はあったけれども、それも振り返ってみれば自分の人脈や経験となった。何事もやってみなければわからないものだ。大前研一の名言に、自分を変える3つの方法というのがある。時間配分、住む場所、付き合う人を変えること。その全てが変わった2年間だったけど、何か変わっただろうか?これからその変化に自分で気づいていくのかもしれない。

 

 

それにしても、英語が一番の苦手科目であった自分が、清水の舞台から飛び降りるではないけれども、エイヤッと思い切って留学したことは、自分の歴史の中では特筆すべき事件であり決心であった。ささえてくれた家族と多くの人々に感謝したい。

 

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もうすぐ向こうは秋になる。写真見てると全てが懐かしい。