Beyond the Silence

Sound of Science

食洗機を買おう

全ての家事の中で、食器洗いとそれを拭く作業が最も嫌いである。

 

今の家は築20年なので食洗機がついていない。正確にいえば、古いのがついていたんだけどリフォームでなくしてしまった。

ひと昔まえの食洗機のイメージは、うるさい・水の無駄・結局洗えてない、だったのだが、ここ数年のモデルは次元が違うらしい。

 

これまでの人生で食洗機が生活の中にあったのは留学中の2年間だけ。向こうは普及率90%くらいあり、まぁ土地も広く部屋も大きいので、巨大な食洗機がシンクの脇に備え付けてあった。向こうで住んでたコンドミニアムは2004年築だったと思うので留学当初は10年物くらいの、日本では大して良い家電ではないと思われていた時期のものだ。

 

ところがどっこい、家事がかなり捗った。子供が向こうで生まれたこともあって家事の大半を自分がする時期があり、随分と助けられた。況や最新モデルをや、ということで、目下情報収集中。

 

食洗機には大きくわけて

・ビルトイン型

・卓上型

があり、それぞれに一長一短がある。卓上型はPanasonicしかないみたい。ビルトインは複数メーカーがあるが、どちらにしても結局のところサイズとドアの形状が重要のよう。家族の人数が多い場合は、卓上型の大容量モデルかビルトイン型を選ぶべきで、卓上小型モデルは単身〜DINKS向けなのかな。

 

うちは、繰り返しになるが築20年の古い造りで、最近流行りのオープンキッチンとかではなく結構キッチンが狭い上にL字型で、シンクの横に置くスペースがかなり取りづらい。ビルトインにしてしまうか・・・ビルトインは高くつくと言われるが、最初の配管工事さえしてもらえば、あとはネットで本体だけ安く買ってDIY交換が比較的容易に可能みたいなので、今の気持ちはビルトインに傾きつつある。鍋やフライパンの収納がなくなるのが痛いが。

 

 

 これとかかな。10万弱。

 

 これなんか4万弱。

 

メーカーの価格だと30万とかするので、本体の定価と工賃が高いのかな。うちは少し特殊な配管らしく最初はメーカーに依頼することになるかもしれないが、次の入れ替えからは自分でできるようにしておきたい。

 

 

追伸

わりと近くでid:hagexさんの事件が起こってしまい衝撃を受けています。冥福をお祈り申し上げます。

Macユーザー御用達アプリBetterTouchToolのプライバシーポリシー変更

Macユーザー限定の話で申し訳ないが、BetterTouchToolという便利ツールを使っておられる方も多いのではないかと思う。

Magic mouseやMagic trackpadのカスタマイズができる優れモノで、1〜5本指やマウスジェスチャに対応して様々な機能をこれらに持たせることができる。

キーボード入力のカスタマイズも可能で、自分も全然使いこなしていないのだが、かなり入力関係のストレスが減るため愛用していた。

 

最新のアップデータをあてたところ・・・

f:id:aurora3373:20180512212647j:plain

プライバシーポリシーの変更通知。いつもだったら何も考えずにcontinueを押しているところだが、気になる一文があった。

"I have written down every data collected by my apps in an easy to undersand language"

BTTとその関連アプリが収集しているデータについて、わかりやすい言語で記載しておくよ、というところか。

 

たまにはちゃんと読んでみようとのことで、変更声明の全文が載っている開発者サイトへアクセス。

https://folivora.ai/privacy

 

プライバシーポリシーとして以下の項目に対する記述があった。

 

 

ひとつずつみていくと、

開発者のWebサイトへのアクセスの解析

開発者Webサイトへのアクセス解析を行っている、という事実の告知。

ただしこれは以前から行っており、Google analyticsのような3rd partyトラッキングフレームワークを含まないように変更されたとのこと。データは内部統計にのみ使用とのこと。

 

BetterTouchToolの購入時に収集されたデータ

  • 購入時に入力される氏名、emailアドレスなどは再販業者Paddle.comによって保存されること
  • 2018/02/05までの購入については別の再販業者Fastspring.comによること
  • これら代理店から提供されたデータは注文の履行にのみ使用され、マーケティングには使用されないこと

 

BetterTouchToolで収集されたデータ

  • MacOSとBetterTouchToolのバージョン、Macのモデル情報が収集され、適切なアップデート提供のために使われること
  • インストールされた端末の数もモニタリングされており、1ライセンスで数百台のコンピュータにインストールされた場合などは無効化することが可能であること
  • BetterTouchToolがクラッシュした場合にGoogleの提供するCrashlyticsフレームワークによって匿名化されたクラッシュレポートが開発者に送信されること
    (これは有効/無効を選択できる) 

    f:id:aurora3373:20180512221028j:plain

 

BTT Remote (iOSからMacを操作できるようにする別アプリ)で収集されたデータ

BTT remoteは、iOS機器をMacの付属機器として扱えるようにするアプリで、自分は使ったことがないが神アプリとして各所で紹介されている。

  • 開発者のサーバーログに購入者のIPアドレスが4週間保存されること
  • 紛失の際の再交付のため、名前・電子メール・タイムスタンプが含まれること
  • EU-US間でデータ保護契約のある信頼性の高いサービスを利用していること

 

BetterSnapTool (マウスやキーボードでウインドウリサイズ等)で収集されたデータ

IPアドレスとMac OSのバージョンのみを収集し、アップデート時の通知に活用すること

 

その他の外部インフラ

電子メールサービスはgmailを用いており、セキュリティは全ての強化機能を有効化していること

 

以上が通知されている。

素直にとらえれば、別に危険なものではなさそうであった。この手の入力支援アプリって、キーボードで何を入力しているかをその気になれば収集できたりするのかな。最初にこの通知をみたとき、一瞬そういうことをしているのかな、と早とちりしたので、ここに日本語verとして残しておく。翻訳は適当なので原文参照されたし。

 

最新のアップデータをあてると、

「あなたのライセンスは2年以上使われており更新がそろそろ必要です。また2年更新するなら6ドル、BTTが存在する限り有効なライセンスなら20ドルで購入できます」

と出てきたので、迷わず20ドルで永久ライセンスを購入した。ちなみに、購入者所有の端末には複数インストール可能で、Dropboxで設定の共有もできる。

 

 

 

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