読んで反応。
うちはようやく子供が自力でひらがなの本を読むことができるようになってきた頃なので、まだまだ本を読んであげる機会は多い。時間がなくても読書の時間は何としてでも捻出したいが、精根尽き果てていて難しい日も多いのが反省材料。日本語を母語とする限り、母国語に幼い頃から触れることの重要性は、ここで語るまでもない。兄弟で本を読む/読まないに分かれたケースでは、学力の差が大きく開くことが多い気がする。
「読書をする家庭環境かどうか」これが本当の情報格差だ。 映像を使えば数分かかる抽象的な概念の説明を、文章ならばわずか数行で表現できる。この情報圧縮力こそ、読書の威力だ。活字に慣れている人間は、そうでない人に比べて知識や考え方の吸収速度が速い。それも、桁違いに。だからこそ読書家はみんな、頭がおかしいくらいに賢くなる。
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これ本当。自分はファイナルファンタジーとかロマンシング サ・ガとかいう別の趣味に走ってしまった時期があったので、”頭がおかしいくらいに賢く”はなれなかったが、英語以外の学校の勉強ではあまり苦労せずにすんだ。これは子供の頃から活字慣れしていたこと、難聴のせいで音情報の回路にくらべ視角情報に脳が最適化されていたことが幸いしたのではないかと思う。英語でも本を読む習慣があれば良かったのかな。
そんなわけで子供にも本を読んであげているのだが、今のところ子供は親父に似て車好きの機械好きに育ってしまい、レゴでエンジンや紅の豚の飛行艇などを精密に再現するのだけが得意で、自分の関心あること以外に全く興味を示さないのが残念なところ。それでも本自体を好きになってくれれば、いつか自分で読み始めるだろう。
ってことで紹介します。対象年齢は2〜4歳ってところ。0〜2歳は、子供が行ってた保育園がオリジナルの絵本シリーズを毎月配布してて、それがかなり良かったのであまり買ってないかも。

- 作者: エリック=カール,もりひさし
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2010/08/23
- メディア: ハードカバー
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まずは定番のこれ。普通の絵本や、たくさん穴があいてて奥の果実が見通せるものとかソフトブックとかもある。1歳の時によく読んであげていた。
パパ、お月様とって!
女の子がお父さんに月を取ってきてもらうお話。大きく開く月のページがあって夢のある絵本。1〜3歳かな。5〜6歳でも月の満ち欠けの話とかできるしいいと思う。
絵がきれい。これと、「朝になったので 窓をあけましょう」は、見て楽しむ本。
くまさんとうさぎさんのお話。絵柄もストーリーもほんわか系。1〜3歳かな。
重機がたくさん出てきてうちの子のお気に入りの絵本。うちにもこんなこびとさん達が欲しい。
親子とも丸暗記するくらい読み込んだ1冊。これのお陰で、現地の幼稚園の送迎バスに初日から泣かずに乗っていけた。絵がかわいい。2〜5歳。
ひとまねこざる
これも定番のシリーズもの。こちらでは原題のCurious Georgeで売られている。日本語版、英語版買って読んでいるが、長くて疲れるのが難点 (笑)。3〜6歳。
ざっと紹介してみたが、定番の本を多く含むリストとなってしまった。子供が自分で本を読めるようになるまでは、いかに親が興味をひきつけられる読み方をできるかが大事だと思う。うちの子本当に自分で本を読むようになるだろうか・・・と不安は尽きないが、なるべく毎日読んであげたい。
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