タイトル通り、古いMacを延命した。
大学院に入った時、研究室は完全Macの環境だった。そういうラボは多い。
それまではWindows、もといVAIOユーザーだった自分も、林檎の森の中に足を踏み入れることになるのだが、その嚆矢がこのMacBookPro 15" (2008)だった。シルバーと黒をベースにするデザインに変わった最初のモデルで、Mac OS 10.5 Leopardが入っていた。
主なスペックは
Core 2 Duo 2.53GHz
4GB メモリ
320GB HDD (5400rpm)
GeForce 9600M 512MB
Core2Duoとか聞くと既に隔世の感があるのだが、このマシンに色々手を入れて延命してきた。
CPUは交換しようがないが、メモリを8GBに、HDDを500GB/7200rpmに増設。4年ほど主力機として活躍してもらった。その間にはバッテリーの膨張事件もあった。
同様の報告は数多く寄せられているが、同じブログデザインの方をみつけたのでリンク。
主に研究生活でメインに使ってきたのだが、2011年末に購入したMacBook Air 11"の快適さといったら!その多くはSSD化によるものだろうが、128GB→480GBに増設、転送速度も3Gbps→6Gbpsになりまさに一瞬で操作できる快感を味わってしまうと、もうHDDマシンには戻れない。
余談だが留学中はラボのMac Pro 2012モデルを使わせてもらった。Xeon 2.8GHz x2、メモリ6GB、1TB HDDといういびつな構成だったが、Next generation sequencingのデカいファイルを扱ったりするためにボトルネックであったメモリとストレージをそれぞれ26GB、500GB SSDに換装した。まさに爆速。24"+22"のデュアルモニタにしていたので全てが快適であった。
そんなこんなでSSDの速度+広い作業領域が、仕事の効率を上げてくれることを実感して帰国した。Air 11"にはサブで働いてもらうことにして、Mac貯金が貯まるまでの間 (どれだけかかるだろうか)、Pro 2008モデルをさらに延命することにした。
これを
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これに交換した。USB接続したSSDにバックアップソフトで丸ごと中身をコピーして、入れ替えるだけで換装完了。
ちゃんとブート可能。WindowsもBoot Campで入れていたけど、仮想化ソフトのほうが良いだろう。
マザー (Apple風にいうとロジックボード?)が3Gbps転送までしか対応していないので、450MB/secくらい出るSSDだけどちょうどその半分。真ん中の数字はベンチマークソフトのスコア、右が速度。それでも、体感速度はかなり速くなった。というより、使えるレベルに達したというべきか。
ここまで手を掛けたMac、手放すときは壊れた時だろうな。大事に使います。
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